性格破産者の系譜──広津和郎論
著者 | 柳井宏夫 |
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本体価格 | 1,800円+税 |
ページ数/判型 | 174/四六判並製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-82-0 C3095 |
発行日 | 2022年7月20日 |
本の紹介 | 広津の「性格破産者」に関する一連の作品を 「初期」「中期」「後期」と三区分して考察した。 |
目次内容 | はしがき 第一章 「神経病時代」「二人の不幸者」試論──「性格破産者」の生成── 第二章 「生きて行く」論──「初期」から「中期」への架橋── 第三章 「風雨強かるべし」論──通俗小説化と「性格破産者」像の理想化── 第四章 「狂った季節」論──「性格破産者」の戦争批判── 第五章 「泉へのみち」論──「性格破産」の克服── 第六章 「誘蛾燈」論──女性と一体化した「性格破産者」── 第七章 中島敦における知識人の問題──あらたな「山月記」論をめざして── 第八章 増田渉論──日中知識人の交流── 初出一覧/あとがき |
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