貴船谷の女・奇蹟への回路・残雪抄(松本徹著作集⑥ 全6巻完結)
著者 | 松本 徹 |
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本体価格 | 3,800円+税 |
ページ数/判型 | 460/四六判上製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-57-8 C0095 |
本の紹介 | 小野小町、和泉式部の伝承を扱う五編に、現代文学と古典に繋がる論考。身辺に取材したエッセイを加える。 |
目次内容 | 凡 例 『貴船谷の女』 百夜通ひ/誓願寺の梅/飛ぶ男/貴船谷の女/浄瑠璃姫の物語 『奇蹟への回路』(新編) 文学といふ「奇蹟」―坂口安吾の企て/空想する異端者 正宗白鳥論/怒りと無常 藤枝静男論/一貫するものと老いと―結城信一「流離」と「黒い鳩」を中心に/変容する登場人物―大庭みな子・津島佑子・古井由吉の近作/基本の小説―大江健三郎・中上健次・村上春樹の近作/昭和五十年代の文学(昭和52〜60年の書評から)/食の果て/大岡昇平『俘虜記』を読む/当たり前の生の思想―小林秀雄『本居宣長』について/言葉の力/白州正子にとっての能―『能の物語』について/俳句表現のエネルギー/「今ノ世」で「思フ事ヲイフ」こと/創作の心得七ヶ條/一元化を排す/西暦と元号 残雪抄 瀬田の唐橋を渡る/小野篁のいた京の夏/「時間の旅」への誘い/四天王寺の西門/光厳院の桜/ イタリアとの奇縁/ローマの教会巡り/懐かしい都市/娘の結婚/母の家/玄関の上り框に書店員が/編集局のなかの司馬さん/落ち着かない日々/谷山茂先生/旅ならざる旅/心の深みに届く言葉を/「煉瓦」と九鬼さん/寺田博さんを悼む/いまひとつの八月十五日―大河内昭爾追悼/重しが失われた―秋山駿追悼/素朴を頑固に貫いたひと―松本道介追悼 松本徹 著作目録 あとがき |
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