太宰・安吾に檀・三島―シドクⅡ
著者 | 関谷 一郎 |
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本体価格 | 2,200円+税 |
ページ数/判型 | 246/四六判上製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-59-2 C0095 |
本の紹介 | 最高級のテクスト(本文)分析 作家の「対比列伝(英雄伝)」を読む面白さ 〈達意の名文〉を味わう楽しさ |
目次内容 | 前書き 太宰治 太宰文学の特質――志賀文学との異同を中心に 「春の枯葉」――〈善悪の彼岸〉を求めて 「如是我聞」――開かれてあることの〈恍惚と不安〉 坂口安吾 安吾作品の構造――太宰作品と対照しつつ 何やらゆかし、安吾と鷗外――「白痴」・「二流の人」など 檀一雄 檀一雄の文学――〈断崖〉からの跳躍 「火宅の人」――〈泳ぐ〉人々 三島由紀夫 三島由紀夫作品の〈二重性〉――「剣」・「殉教」・「孔雀」 「近代能楽集」の諸相 「金閣寺」への私的試み 後書き 索引 |
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