堀田善衞の敗戦後文学論 ―「中国」表象と戦後日本 ※品切れ
著者 | 陳 童君 |
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本体価格 | 6,000円 |
ページ数/判型 | 340/A5判上製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907282-36-3 C3092 |
本の紹介 | 堀田善衞の文学的営為を検証し、敗戦後文学の核心に迫る試み。 堀田文学における<戦中><戦後>の相関について考察する。 |
目次 | 凡 例 序 章 堀田善衞研究序説 第一章 堀田善衞・戦中から戦後へ──初期文芸評論からのアプローチ── 第二章 上海・一九四五──堀田善衞『祖国喪失』論── 第三章 「留用」日本人の〈まなざし〉──堀田善衞『歯車』の生成とその問題意識── 第四章 『広場の孤独』の表現手法──堀田善衞における朝鮮戦争と「国民文学」── 第五章 堀田善衞『漢奸』の問いかけ──戦後文学における「対日協力者」の表象── 第六章 〈他者〉としての中国語──堀田善衞『断層』の材源と方法── 第七章 堀田善衞『歴史』論──「上海シリーズ」最終篇の方法と射程── 第八章 堀田善衞『時間』と南京大虐殺事件 結 章 堀田善衞の敗戦後文学論──「戦後十年」と「中国」の行方── 資料篇(一)堀田善衞上海体験重要事項注解・資料集成 資料篇(二)堀田善衞「希望について」全文紹介(全集未収録) 資料篇(三)堀田善衞研究文献総覧 資料篇(四)堀田善衞座談会・鼎談・対談・インタビュー総覧 初出一覧 あとがき 人名・事項索引 |
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