犀星文学 いのちの呼応―庭といきもの
著者 | 外村 彰 |
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本体価格 | 2,500円 |
ページ数/判型 | 292/四六判上製 |
ISBN/分類コード | 978-4-907846-97-8 C0095 |
本の紹介 | 室生犀星の根幹には、生命あるもの達との交感というモチーフが存する。庭と動植物(いきもの)を抽出した詩や小説類を考察する。 |
本の概要 | 目 次 序 説 第一篇 庭 Ⅰ 犀星の詩と庭―〝つち澄み〟の美意識 Ⅱ 「名園の焼跡」考―訪問者と秘密と Ⅲ 犀星と〈京都〉―庭園観を中心に Ⅳ 「洞庭記」「宝篋印塔」「信濃の家」「童女菩薩」―小論四篇 Ⅴ 「生涯の垣根」にみる「庭」像 第二篇 いきもの Ⅰ 犬と猫 Ⅱ 「幼年時代」「結婚者の手記」の犬 Ⅲ 「愛猫抄」を読む Ⅳ 「寂しき魚」「ゴリ」「くちなは」「夏あはれ」―小論四篇 Ⅴ 「蜜のあはれ」考―金魚の冥通力 Ⅵ 「鮠の子」を読む 第三篇 詩歌と風土 Ⅰ 室生犀星(『現代詩大事典』項目) Ⅱ 犀星俳句の興趣 Ⅲ 芥川と犀星 俳句と文人趣味 Ⅳ 犀星の短歌から Ⅴ 星川清躬と犀星 Ⅵ 啄木、犀星の詠んだ〈朝鮮〉 Ⅶ 犀星作品と近江 Ⅷ 軽井沢の犀星記念館 Ⅸ 軽井沢・室生犀星記念館 平面図(天根淑喜氏作成) 室生犀星略年譜 初出一覧 あとがき |
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