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泉鏡花 呪詞の形象

泉鏡花 呪詞の形象
著者 眞有澄香
本体価格 2,000円
ページ数/判型 280/4/6判上製
ISBN/分類コード 4-907846-04-5 C1095
本の紹介 「泉の小説は日本語で読んでもらいたい」と言い切った作家。鏡花の豊饒な〈呪詞性〉を鋭く読み解く。作品から作品へ、気鋭の研究者が文学研究への提言も意図した作品論。
本の概要 目次
Ⅰ基 底
呪物と呪殺ー「風流蝶花形」
禁忌の空間ー「龍潭譚 」
職人の血脈ー「歌仙彫」
純化する亡母ー「甲乙」
Ⅱ表 現
呪詞ー「貝の穴に河童の居る事」
文章構造ー「註文帳」
文体ー口語自由詩論を視点として
喩ー「夫人利生記」
Ⅲ空 間
彼岸の結果ー「薬草取」
伝説の生成ー「海神別荘」
犠牲の嬌艶ー「天守物語」
あやかしの空間ー「日本橋」
掲載メディア 「北國新聞」 (01.2)
「国文学 解釈と鑑賞」3月号 (02.3)

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