島尾敏雄
編者 |
島尾敏雄の会 |
本体価格 |
1,200円 |
ページ数/判型 |
160/菊判並製 |
ISBN/分類コード |
4-907846-02-9 C0095 |
本の紹介 |
作家島尾敏雄の文学と人となりを小論文とエッセーで綴る。回想する妻ミホさんを初め47名が寄稿。作家論・作品論・追想の3部構成。 |
本の概要 |
目次
はじめに―島尾ミホ
◆作家 島尾敏雄 (15篇)
故郷喪失者の故郷/「田舎」/島尾敏雄「死をおそれて」/島尾敏雄の青春グラフィック―作家揺籃期の福岡/島尾敏雄―昭和23年、24年、25年/ある同人雑誌作家と島尾敏雄/島尾敏雄の「生業」とは/罪と癒し―カトリック作家と島尾敏雄/一期一会の海/日記を読んで/島尾敏雄 その「詩」の場所/ヤポネシア論の位置/島尾敏雄と慶州/「島尾敏雄」ということ―戦争を知らない世代からの共感/常磐線の車窓風景 |
◆島尾敏雄 作品一編 (22篇)
「ぼくは小学校尋常科ⅠⅡⅢ」小考/『或る精神病者』についてのノート/甘美な時間―「島の果て」/「月下の渦潮」/雨中の噴水/『孤独夢』/島尾敏雄のエロティシズム/「鬼剥げ」転化にみる幻想世界/島尾敏雄と吉行淳之介―『贋学生』をめぐって/島尾敏雄『贋学生』他/夢の中での日常/「格子の眼」と「夢の中での日常」/島尾敏雄の葛藤―「家の中」の方法論を巡って/『日の移ろい』の中の大泉黒石/「唐草」所感―島尾敏雄の歯車/「唐草」/島尾流家庭教育に学ぶ―「硝子障子のシルエット 葉篇小説家」/「刷り込み」の記憶―私にとっての『死の棘』/『琉球弧の視点から』読後/『琉球弧の視点から』/島尾敏雄『魚雷艇学生』の背景/島尾文学にみる現代性の問題 |
◆追想 島尾敏雄 (10篇)
島尾敏雄からの書信再読/小岩期の島尾敏雄寸描/那覇の街の島尾敏雄/島尾敏雄と大泉黒石/著者自身による『日の移ろい』の成立経緯/爆弾の痕/バースデイケーキ/祖父との思い出/父島尾敏雄の知られざる一面/「鼎」 |
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掲載メディア |
「朝日新聞」 (01.1)
「南海日日新聞」 (01.1)
「日本経済新聞」 (01.2)
「西日本新聞」 (01.2) |
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