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戦後・小説・沖縄─文学が語る「島」の現実

戦後・小説・沖縄─文学が語る「島」の現実
編者 加藤 宏・武山梅乗
本体価格 2,800円
ページ数/判型 312/4/6判上製
ISBN/分類コード 978-4-907846-70-1 C0095
本の紹介 戦後という時間軸を設定し、主として沖縄作家によって綴られた小説の読解を通じて、日本の他地域と一線を画している独自の文学場としての〈沖縄〉を射程に収める。
本の概要 目 次
はじめに─武山梅乗
雛の一撃
─目取真俊の初期短編小説作品における〈弱さ〉の反転─鈴木智之
〈沖縄〉と自己のはざまで
─大城立裕と二つの戦争─武山梅乗
『死の棘』ノート
─島尾敏雄が 『死の棘』に託したもの─松島 淨
幽霊に憑かれた〈マチ〉
─崎山多美「クジャ」連作小説における記憶の共有不可能性─松下優一
再魔術化する世界と現代沖縄文学
─「シャーマニズム文学」の諸相─塩月亮子
始まろうとしない「戦後」の日々を
─大城貞俊『G米軍野戦病院跡辺り』(二〇〇八年)における「沖縄戦の記憶」の現在─鈴木智之
身体に刻み込まれた〈沖縄戦〉
─田場美津子「仮眠室」を読む─与那覇惠子
戦後沖縄文学における表象の継承と転換
─大城立裕・目取真俊・又吉栄喜の小説から─加藤 宏

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